協議離婚でも家庭裁判所による調停でも決着がつかない場合、家庭裁判所に離婚訴訟を提起することになります。このように、訴訟を提起してする離婚を裁判離婚といいます。
裁判離婚の場合、民法に定められた「法定離婚原因」がなければ訴訟を提起することが出来ません。
法定離婚原因には、民法第770条第1項各号に定められた以下の5つがあります。
①配偶者に不貞行為がある場合
②配偶者から悪意で遺棄されたとき
③配偶者が3年以上生死不明であるとき
④配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない場合
⑤その他婚姻を継続し難い重大な事由が存在するとき
尚、相手の浮気や不倫が原因での離婚の場合、不貞行為を原因として離婚することとなりますが、かかる場合、不貞行為についての証拠が必要となります。不貞行為の証拠は、探偵事務所に依頼しても、事実を突き止めることが容易ではなく、証拠収集には時間と戦略が必要となります。お困りの際は、お早めに当事務所までご相談ください。
伊藤寛法律事務所は、枚方市、交野市、寝屋川市、八幡市を中心に、幅広いジャンルの相談を承っております。
初回30分の相談を無料で行っておりますので、お困りの方は、お気軽に伊藤寛法律事務所にご相談ください。
裁判離婚
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